文化芸術は、人の杖やてすり

こんにちは。

「三密」を避けましょう

ということで、
「集まる」
という事を避けなければならなかったここ数ヶ月。

規制緩和に、なりつつありますが、
やはり、まだまだ注意が必要な日々が続きそうです。

そんな今年のGW、
何気に、
過去観劇に行った舞台パンフレットを
眺めておりました。

懐かしい演目が沢山。
何度も再演されている演目もチラホラと。

ちょうど手に取った『ミス・サイゴン』も、
その中の一つで、
今年8月、
博多座公演（福岡市博多区）が決まっていたのですが、
残念ながら、全国ともに中止となりました。

『ミス・サイゴン』（日本での初演／１９９２年帝国劇場）のオリジナル演出版は、
巨大な「ホー・チ・ミン像」や
「実物大のへリコプター」を舞台上に登場させるというもので、
オリジナルでの演出を上演できたのは、
当時日本では、東京の「帝国劇場」だけでした。

そんな中、「博多座」は
2009年「博多座開場10周年記念」第１弾公演として、
福岡では異例の、
3ヶ月間のロングラン公演を決行。

「ついに10周年目に夢を叶えることができました。」
と、パンフレットの挨拶文に書かれているように、
博多座は、
この『ミス・サイゴン』オリジナル演出版を上演できるようにと、
当初より設計計画されていたそうなのです。

3ヶ月間のロングラン公演の中では、
大変なご苦労が、多々あられたことと思いますが、
福岡で、オリジナル演出版を観劇できたという
感謝の気持ちは、
今も、しっかりと、スタッフCの中にあります！

そして先日、
スタッフと「何か、おすすめの本ってありますか？」
と、話をしていた際、

「映画や音楽、お芝居、出版物」に対する気持ちを、
代弁してくれている一文が入っている本を
思い出しました。

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『今日の人生』

そういえば以前、

かなりダメージを受けた
出来事があって、

実をいうと、
それが何なのかは、
今となっては思い出せないのですが、

そのときは、ふと耳にした
○○さんの曲に
助けられたのです

その曲の歌詞の中に、
みんなが好きなものが好きでもいい、
というようなフレーズがあって、

それが、
そのときのわたしを
ちょっと元気づけてくれたのでした

映画や、音楽や芝居や

そして、本を読むことは

自分の世界に
「てすり」をつけている

そういうことなのかもしれません

『今日の人生』益田ミリ著　ミシマ社刊より
一部抜粋させていただきました。

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梓の書籍も、
どこかで、どなたかの
「杖」や「てすり」になれていたらいいなぁ。

――――追伸です―――

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スタッフC