第1回「田中サミット」2024、大盛況でした!

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「田中」姓のルーツや偉人をまとめた「田中の田中による田中のための本」の出版を記念した「第1回田中サミット2024」が3月3日、福岡市中央区の「esports Challenger’s Park」で開かれました。福岡県内外からの田中さんら約150人が参加。満席になった会場で、基調講演やトークショー、交流会が行われ、古来、数々の偉人や精鋭たちを輩出してきた田中一族の歴史や活躍を学び、楽しみながらルーツやアイデンティティ―を確かめ合っていました。


司会は、同じ田中姓のお笑いタレント田中健二さん(吉本興業所属、旧芸名・ケン坊田中)。最初に、『田中の田中による田中のための本』を総合企画した田中啓之(ひろゆき)さんが挨拶。建物資産コンサルティング「株式会社理創」の社長を務める田中さんは2015年に、筑後国を治めた大名・田中吉政の半生からリーダーシップ論を提起する書籍や、その漫画本を出版したことが今回の企画のきっかけになったことや、刊行済みの〈1〉(220㌻)と〈2〉(224㌻)に続き、今年末には〈3〉の出版が予定され、全部で5冊のシリーズになる計画を紹介しました。そして、「田中姓の偉人たちは人のために尽くしてきた。今、全国に131万人いる田中さん、その関係者が、そうした気持ちを持って行動すれば、もっと素晴らしい世の中になる」と述べました。


続いて、「田中家研究家」として、これまで田中吉政の書籍を著し、本シリーズの著者でもある宇野秀史さんが「田中家のルーツとは~本当にすごい田中の話」の演題で基調講演。日本最古の歴史書「古事記」にも田中姓の記載があることや、富の象徴である田んぼがある地域に住んでいたことが由来とされることなどを説明しました。また、本書には登場していない人物として、明治時代にドイツに留学中、オルガンを制作し、ドイツ皇帝の前で演奏した田中正平氏がいることにも触れ、参加者の興味を誘っていました。


この後のトークショーでは、田中姓ゆかりの①田中稔眞(としまさ)(株式会社トリビュート社長)②田中美帆(福岡県人権研究所)③志村宗恭(裏千家茶道教室教授)④箱嶌成風(じょうふう)(有限会社タオ・コーポレーション・タオ家相設計工房代表取締役)⑥前田司(梓書院)の6氏が登壇。茶聖・千利休の本名が田中与四郎だったことに触れた志村さんは「茶道はすべての芸術が統合されており、千利休はそれに精神性を注ぎ込んだ。茶道は最高の芸術として世界から尊敬されている」と千利休をたたえました。田中美帆さんは、太宰府天満宮で行われる神事「曲水の宴」や、節分に櫛田神社に飾られる「大お多福面」を発案するなど福岡の発展に貢献した田中諭吉の孫にあたり、アイデアマンだった祖父の逸話を披露しました。

これらに先立ち、田中啓之さんの「理創」社、田中稔眞さんの「トリビュート」社のほか、本サミットに協賛した「有限会社白糸酒造」「マルベリーハウス桑野組」「三和シャッター工業株式会社」「株式会社未来図建設」「株式会社プレジデントハカタ」「株式会社大賀薬局」「株式会社山口油屋福太郎」が紹介されました。

司会の田中健二さんの軽妙な進行で、第二部の交流会に移り、元福岡県議会議長で、福岡県森林組合連合会代表理事会長の横田進太さんの発声で乾杯。田中姓の参加者の名札には赤い印がつけられ、会場のあちこちで、田中さん同士や田中さんと関係者との名刺交換が行われ、和やかな歓談の輪が広がっていました。抽選会も行われ、前述の協賛会社に加え、「田中カレー販売本部」「九州蜂の子本舗」からも景品が提供され、当選者が決まる度に、歓声や拍手が上がっていました。

スペシャルゲストとして、元HKTメンバーのタレント田中奈津美さんも参加。田中姓は福岡県で最も多いとされるとあって、子供の頃、同じクラスや友達に同姓が何人もいた思い出をユーモラスに語りました。盛況だったサミットの様子は在福の民放三局が取材しました。

最後に「田中」の文字をデザインした特製のTシャツを着て、全員が笑顔で記念撮影に納まりました。第2回の田中サミットは来年3月に開催する予定です。

【ご協賛御礼】
株式会社理創
株式会社トリビュート
有限会社白糸酒造
マルベリーハウス桑野組
三和シヤッター工業株式会社
株式会社未来図建設
株式会社プレジデントハカタ
株式会社大賀薬局
株式会社山口油屋福太郎
株式会社九州蜂の子本舗
タナカレー販売本部(田中カレー)

▼書籍の紹介▼

全国の田中さん必読の書!

平凡な名字の代名詞ともいわれてきた「田中」姓。
しかし、その由来は古代日本の豪族にまでさかのぼり、
田中氏は時代を超えて活躍してきた一族であった。
日本を動かした田中一族の歴史と活躍を
マンガと解説で紐解く、前代未聞の田中専門書。

『田中の田中による田中のための本 日本を動かした田中一族①』
『田中の田中による田中のための本 日本を動かした田中一族②』
監修:半田隆夫 著者:宇野秀史 漫画:松本康史
四六判、並製(ソフトカバー)、204ページ/224ページ
定価:1,650円(本体1,500円+消費税10%)
全国書店、amazon等で販売中
発行:株式会社梓書院

▼サミットのアーカイブ配信はこちらから
【取材いただいたメディアのみなさま】
▼当日取材いただいたTV
RKB「タダイマ!」
FBS「めんたいワイド」
KBC「KBCニュース」
▼出演させていただいたラジオ局
KBCラジオ「PAO~N」「アサデス。ラジオ」「めぐみのラジオ」
RKBラジオ「田畑竜介GrooooowUp」
東京FM「田中ちえ美のたなかのカナタ」
【フォトギャラリー】
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