新人のつぶやき*

梓のつぶやき

こんにちは。

もう7月だというのに、そういえばなかなかセミの鳴き声を聞かないな、
あれ、そういえば毎年いつごろからセミって鳴いているのだっけ…?
という疑問が頭から離れない梓の新人です。

先日、ジュンク堂福岡店さんが6月30日をもって一時閉店に。

大学に入るまでちょい田舎で生活していた梓の新人にとって、
本屋といえば、いわゆる“町の本屋”。
いつも人がまばらで店員さんが一人もくもくと何か作業をしているとても静かな空間、
というイメージでした。
ただただその空間が好きで、特に目当ての本があるわけでもなく学校の帰り道に寄って
1時間近く「今日は何をお持ち帰りしようか…」とたくさんの本たちとにらめっこしていました。
(今思えば、なんて客だと思います…)

大学に入ってから福岡市を動き回るようになった梓の新人は
地下1階から4階までぎっしり本が詰まっている光景を目の当たりにして
「と、都会にはこんな恐ろしい本屋があるのか…!」と
とてつもなく衝撃を受けました。

地元の小さい本屋ですら、何を買うかで1時間悩んでいたのに
こんな巨大な本屋でいったい私は何時間悩めばいいんだ…⁉
大人になったら(いやもうほぼ大人)悩んだ本全部買っちゃう!みたいなことしてやるんだ…!

なんて頭悪いことを決意するなど。

そんなところへまさか後々、お仕事でお伺いするようになるとは
微塵も思ってなかったのでした。

そんな思い出のあるジュンク堂福岡店さんが一時とはいえ閉まってしまう…
梓の本をたくさん置いていただいていた場所がまた一つ無くなるのか…
なんて思っていたら。

嬉しすぎるお知らせが!!!

なんだか
「ハワイに引っ越すんだ…」といった友達と涙のお別れをした後に
「引っ越し先、鳥取の羽合(はわい)だった☆」みたいなオチのような展開だわと、
とても興奮してしまいました。

8月まで、しばしの別れ。

その間に少しでも多くの人に梓の本を知ってもらえるように、
そして書店さんに置いていただけるように精進せねば…と改めて思う新人でした。

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