今回のコロナ禍でのニュースを見ている中で、面白い記事を見つけた。
「コロナ禍ではAmazonで本を売らない」
この記事は、コロナ禍におけるフランスの出版業界のある施策について書かれている。
記事を見てみると、コロナ禍においてフランスの人々には外出制限がかかり、自由に書店へ行くことができなくなった。
そのため、人々は購入先としてAmazonを選び、そこで様々なものを購入していた。
しかし、その状況が続くと、出版業界では独立系書店をはじめ、多くの書店が潰れてしまうことになる。
その事態を懸念した作家、出版社、書店が政府へある訴えを起こした。
「Amazonは外出制限中に生活必需品以外の販売は行わないでほしい」
この訴えは政府も認めることになり、
この期間中Amazonでは、生活必需品以外の販売がされなかったそうだ。
この行動は、フランスの書店文化を残す大英断だと思う。
同じことを日本でもできるだろうか…