新人のつぶやき🍁

梓のつぶやき

こんにちは。

先月の台風から一気に秋めいて涼しくなり、
夏が1ヶ月程度しかなかったことを寂しく感じて「今年は夏が短かったですね…」と言うと
「夏そんなに好きじゃないから別にいいかな…」と返されることが多くて
「私って夏のこと結構好きなのね」と気づかされた梓の新人です。

秋といえばやはり、読書の秋・食欲の秋!
ということで、本×食べ物でなんか秋っぽいことができないものか…と考えた新人、
梓本で見て前々から気になっていたとある郷土料理を作ってみました。

その名も「たどし」

「たどし」とは、きなこ・もち米・あんこの三層からなる大川の郷土菓子で、
きなこの黄色は稲穂を、もち米の白は田んぼの水を、
あんこは田んぼの土を表しているそうな。

ちなみに、たどしは“田を尊ぶ”と書いて「田尊し」と書きます。
なんて素敵な名前…好き…。

たどしのことを知ったのはこの梓本がきっかけ。

『民話いっちょ、食べてみらんの 筑後川流域の民話』

筑後川流域に伝わる“食にまつわる”民話をまとめた本なのですが、
その民話の間にある「箸休め」(という名のコラムページ)にて
紹介されていたのが「たどし」。

あまり“あんこ”が得意ではない新人、
しかし“郷土料理”に弱い新人。

作り方が載っているなら作りたい!!!
ということでいざ挑戦。

しかし、本の中で紹介されているたどしの作り方は14~15人仕様。
「①もち米を1升炊く。」は一人暮らしの私には荷が重い・・・ということで
「たどし 作り方」で検索。
そうして出てきた↓のサイトを参考につくる事に。

たどし(JA福岡大城)|行事食・伝統食|JAグループ福岡

ではではLet’s cooking!

【材料】
・もち米(2合程度)
・あんこ(市販)
・きなこ
・モリモリのやる気

1.まずはもち米を洗い、1時間ほどおいて炊きます。
(※参考サイトではうるち米も使ってありますが、
新人はうるち米の準備を忘れたのでもち米onlyで押し通すことにしました)

2.炊けたもち米を、粒がなくなるまでめん棒で潰していきます。


新人宅にはめん棒が無いので、しゃもじで必死に粒を消していきます。
かなりしんどいのでめん棒を使うのがオススメです。
新人と同じくめん棒が無い方は最初に用意した「モリモリのやる気」をここで使いましょう。

3.タッパー(あればせり箱)にきなこをふり、
粒を潰し終え冷ましたもち米をのばしていきます。

4.3の上にあんこを1cmほどの厚さで乗せ乗せ。

こうして完成!

すぐ食べてしまうのがもったいなく、お昼ご飯として会社で実食することに。

そして、待ちに待った実食タイム・・・

本とともに、いざ、実食ッ!!!

きゃ~~~~絶対おいしい(確信)。


ちなみに横から見るとこんな感じ。

いただきます。

・・・美味しい!!
ただの市販のあんこだけども!自分で作った料理というだけでもうとても美味しい!

見た目のあんこのインパクトが強くてなかなか甘々に見えるこの「たどし」、
案外そこまで甘々ではないのです。
もち米のおかげで中和され、かなりパクパクいけてしまいます。
そしてさりげなく顔をだすきなこの味と香りがまた良い…。

タッパー半分まで平らげ、実食終了。

いやはや、また良き料理を知ってしまったと感動しながら
ごちそうさまをしました。

ちなみにひし形、もしくは長方形に切りだして
フライパンで焼くという食べ方もあるそう。
んんんそれは絶対おいしい。

せっかくの秋。
何かレシピ本を見て新しい料理に挑戦してみるもよし、
レシピ本じゃない本に出てくる料理を調べて作ってみるもよし。
ぜひぜひ皆様も何か挑戦されてみてはいかがでしょうか。

ではでは、夏も好きだけど秋もなんだかんだ楽しんでいる新人でした。

 
P.S.先日打ち合わせで行ってきた八女市・矢部村のコスモス。
新人のMost Favorite Flowerなもので見かけてつい激写してしまったのでした。

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