国語教科書の思い出

梓のつぶやき

今年の春は温かく、観測史上桜の開花がもっとも早い地域も多かったようです。
福岡ではもう花びらが散ってしまったところが多いと思いますが、穏やかな日和が続いていますね。

さて、今年度から梓書院に入社いたしましたTと申します。
学生時代から出版社に憧れていたため、まさか自分がそこで働くことができるようになるとは思いもよらず……。
経験もなく浅学ゆえ、社内の先輩方にはご迷惑おかけするかもしれませんが、がんばって勉強していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします!

ブログを担当すると決まってから、今週から学校の新年度が始まっていることに気が付きました。
新しいクラスメイトや先生、新しい教室……ドキドキすると同時に少し不安だったあの頃を思い出すと、少し懐かしいような寂しいような気持ちがします。

そしてもう一つ、私が新年度といって思い出すのは「新しい教科書」です!
4月に配られるその学年の新しい教科書の中でも、私は国語の教科書を楽しみにしていました。
芥川龍之介の『羅生門』、中島敦の『山月記』、梶井基次郎の『檸檬』……自分からはなかなか読まない、いわゆる「文豪の名作」にもここで出会うことができ、とても思い出深いです。

人とはもちろん、本ともさまざまな出会いがありますよう。
自分もその出会いの一助となれるよう、日々の仕事に励んでいきたいと思います。

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