完成した喜び

梓のつぶやき

こんにちは。
新人Tです。

今日は『作品』をつくる喜びについて少々お話しさせていただこうと思います。

先日、梓書院に入社してから初めて担当させていただいた方の作品が完成しました。

 

作品が手元に届いたときの感動
手にしたときの感触

 

出版業界に携わって約10年、この喜びは毎回薄れることなく感じられる感動の瞬間です。

そして…
著者様が『作品』を手にされたときの表情や、感動のお言葉をいただくときに

「作品に携わり、担当させていただけて良かった…」と感じるものです。

作品を手に取られて、一気に表情がパーッと明るくなる姿を見ると、作品の持つちからは凄いなぁとあらためて実感します。

 

書籍はその方が作られた『証』として永久に残ります。
だからこそ、作られた方の感動は言葉では言い表せないものではないかと思いますし、我々の感じる思いとは比べ物にならない喜びや感覚なんだろうなといつも思います。

最近では、世の中さまざまなものが簡素化され、紙の書籍から電子書籍になるなど、昔と比べると便利になった反面、かたちとして残らない寂しさもあるのではと感じております。
出版社の一人として時代の流れを汲みつつ、『作品』をつくる文化も残していきたい、そんなことを感じた時間でした。

プロ作家さんでもない限り、出版は人生に一度あるかどうかだと思います。

何から始めていいかわからない、文章を書いているけれど出版の方法がわからないなど、些細なことでも構いませんので、皆様からのご相談心よりお待ちいたしております。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは皆様、よい週末をお過ごしくださいませ。

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