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書籍のご案内

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復刊 湯地丈雄 元寇紀念碑 亀山上皇像を建てた男  2015年4月発刊予定

福岡市東公園の中央に鎮座する亀山上皇像。
その建立には、湯地丈雄(ゆち たけお)という傑人の17年余りに及ぶ壮大なドラマが隠されていた。

わが国は、目まぐるしく変化する国際情勢の中で、政治、経済、国防、治安、財政、高齢化等々多くの問題を抱えています。今ほど日本の将来を見据えた舵取りが迫られている時代はありません。

まさに日本人一人ひとりが先人の生き方を学ぶ時代だと考えます。

温故知新、つまり歴史をふり返り、先人の生き方、先人の気概を学び、それを新たに現代に活かすことが大切だと考えます。
本書は、戦中の昭和期、新進気鋭の詩人・文筆家であった仲村久慈が渾身をこめて著述した稀覯(きこう※)本です。湯地丈雄の偉業と亀山上皇像建立にかかわった多くの日本人たちの生きざま、歴史的な事実が一人でも多くの人々によって読み継がれ、語り継がれていくことを願っています。

※稀覯・・・めったに見られない

元寇紀念碑 亀山上皇像

元寇紀念碑 亀山上皇像


【湯地丈雄略歴】

弘化4年(1874) 4月4日 熊本藩士丈右衛門の子として生る
明治16年(1883) 2月23日 警視庁警視属
明治19年(1886) 5月14日 任福岡県警部福岡警察署長
明治23年(1890) 3月22日 依願免本官 元寇紀念碑建設事業に専従
明治37年(1904) 11月8日 紀念碑除幕式挙行
大正2年(1913) 1月10日 没(享年67)
湯地丈雄 写真

明治37年(1904)、福岡市の東公園に元寇紀念碑すなわち亀山上皇像が建立されました。

これは、上皇が元寇という国難に際して身命に代えて伊勢神宮などに敵国の降伏を祈祷された歴史的事実によるものです。

湯地丈雄は、この紀念碑建立に心血を注いだ傑人です。
私は新任警察官のころ、野上伝蔵 著 『湯地署長(元寇紀念碑の由来)』を何度も読んだことがあります。13世紀の元(モンゴル)軍の来寇を撃退した日本人の気概を顕彰するために紀念碑の建設に奮闘した湯地丈雄とその由来が書かれていました。明治期の警察官として不屈の精神と気概を持った先輩がいたことを誇りに思い、深く感動しました。

現職の警察署長という要職を決然と辞して全国津々浦々まで行脚し、紀念碑建設を説き、時には誹謗と中傷に耐えながら、17年あまりの歳月をかけてついに紀念碑建立をなしとげたのです。

私は、はからずも野上伝蔵氏が原著とした稀覯書『湯地丈雄』(仲村久慈 著)を幸運にも譲り受ける事ができました。熟読して新たな感動を覚えるとともに、手元に稀覯書として愛蔵するよりも、一人でも多くの日本人に読んで欲しいとの思いが湧き上がり、元寇紀念碑近くに在る地元の出版社、梓書院の協力を得て復刊することを決意しました。

今の時代、歴史を振り返り、信念をつらぬいた先人の背中を見て歩むことが求められています。湯地丈雄の全国行脚の一覧記録、百万人をはるかに超えた聴衆に向って訴えた講演の記録、漢詩、和歌、歌詞など、現在ではもはや見ることのできない貴重な文献資料として大変に価値のあるものです。

文体は、現代の読者がよみやすいように原文を生かしつつ、当用漢字及び現代仮名遣いに改めています。

監修 九州国際大學特任教授 三浦尚司


書籍名:「復刊 湯地丈雄 元寇紀念碑 亀山上皇像を建てた男」

著者:仲村久慈

監修:三浦尚司
判型:四六判
定価:本体1,800円+税
発売予定:2015年4月

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