中村タイル商会創立100周年記念誌_150313
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74の一途をたどってきて、業績面にもはっきり現れだした。タイルは危機に瀕しだしたのである。従来型の単なる建材の延長線の考えでは生き残れない。このままではおそらくタイルの需要は減少の一途だろう。しかし、タイル業界も黙っていない。ちょっとおしゃれで装飾性があり、環境にやさしい機能性タイル等の工夫もするようになってきた。メーカーのカタログ集にも、インテリア性、科学性等々、実に多様・多彩なタイルが紹介されている。いまやタイルは単なる石のブロック・タイルではないのだ。わが社も、写真の通り、発光タイルをはめ込んだインテリアデザイン型の壁面から、玄関への通路にソーラー充電式夜間点灯タイルをはめ込んだおしゃれなタイル・ペーブメントなどお客様の多様なご注文に対応しだしている。このようにお客様のご要望も多様化してきたいま、我が社もタイルメーカーとも協働しつつ、新しい市場にさらに深く突き進んでいかねばと考えている。■新感覚を目指して ~若手社長へのバトンタッチ~ 新しい感覚で会社運営をしていくために、我が社は大幅な若返りを断行、社長も

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