中村タイル商会創立100周年記念誌_150313
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68戸近くの金光教会館に、毎日のように出向き祈りを捧げていたなかでの大往生である。冥福を祈りたい。なお、我が社では本人の希望もあって、社葬等の公式行事は一切取リ止めた。したがって、家族葬の写真等もここには掲載しないことにしている。■第三代中村博幸社長の誕生と事務所の移転このように順調な成長をしていく中で、昭和五三年になると、先代がその有能さを見込んで役員経験を積ませていた養息が三代目社長を継ぎ、英男は会長に就任した。中村博幸氏がその人で、現会長でもある。新社長は、堅実経営を頑なに守っていった。経営的にも、社長・会長の二人三脚が功を奏し、タイル需要を伴うビルや住宅の建設も、地元元請建設会社との連携もスムーズに回転し、景気的紆余曲折はあっても概ね順調に推移・発展を見せていた。中村博幸会長

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