㈱カンサイ 60年のあゆみ
50/156

50history of sixty years KANSAIhistory of sixty years KANSAI株式会社カンサイ 60年のあゆみ2014年(平成26)、カンサイは設立60周年を迎えた。60期の売上高は過去最高の275億円と、前期比40億円以上の増収を記録した。過去最高の数字である。電設卸業としての関西電業株式会社創立から48年、設備の総合商社を目指してカンサイと社名を変更してから12年、合わせて60年が経った現在、カンサイは6社の事業会社を擁する企業グループへと大きく成長した。また、全国で初めてマンションに「一括受電システム・エネシェアプラン」の導入を成功させて、2005年(平成17)設立した、株式会社M. E. Mとも提携、ワンストップ体制も整った。創立60周年という節目を迎えるのを機に、各事業会社がこれまで蓄積してきた高度の専門性を有効かつ最大限に活かしながら、今後のグループとしての価値を一層高め、当社の企業理念でもある社会への還元と奉仕を目指して、カンサイはかねてよりホールディング会社の設立準備をすすめてきた。これはまた、忍田勉社長の悲願でもあった。いよいよその準備が無事整い、2014年(平成26)3月、新会社「株式会社カンサイホールディングス」が設立され、代表取締役社長に忍田勉が就任した。事業会社は、株式会社カンサイ、株式会社日進商会、九州昭和株式会社、株式会社ロッコウアトム、株式会社カンサイしんこう、株式会社カンサイ南九州社の6社で、早速3月21より事業を開始した。忍田勉社長は3月の吉日に関係者、その他に向けて、挨拶状を送って新会社設立の披露を行なった。挨拶状の最後を、「このうえは、皆様のご期待に添うべく、グループ社員一同懸命の努力を致す所存でございますので、何卒倍旧のご支援お引き立てを賜りますようお願い申し上げます。」と結んでいる。社長の万感の思いが伝わってくるようだ。3ケ月後の6月1日、株式会社カンサイ設立60周年記念感謝祭がホークスタウンを会場に開催された。感謝祭は1部がプロ野球交流戦のソフトバンクVSヤクルト戦をヤフオクドームで観戦、2部では会場をヒルトン福岡シーホークホテルに移し、感謝の宴を催した。1部、2部とも関係業界はもとより、各界から多数の参加者が集い、交流を深めながら、カンサイの60年の歩みを寿ことほぎ、カンサイホールディングスの新しい門出を祝福した。設立60周年を迎えて

元のページ  ../index.html#50

このブックを見る