㈱カンサイ 60年のあゆみ
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34history of sixty years KANSAIhistory of sixty years KANSAI株式会社カンサイ 60年のあゆみ和47)松下電工に入社、2年半後に退職、1974年(昭和49)関西電業に入社。配達からスタートして、普通の社員としての順序を踏みながら仕事を覚える。1985年(昭和60)常務取締役、1989年(平成元)専務取締役、1993年(平成5)副社長、1995年(平成7)社長就任。新社長の若い感覚がいかんなく発揮されたのは、1996年(平成8)4月、福岡市住吉にオープンしたキャナルシティの一角に、関西電業のショールームを開設したことだ。キャナルシティは主として若者を対象に建設された、ショッピングやイベント会場の集合施設であり、若者文化を発信する最先端の施設としての人気を集めている。宮崎や鹿児島などの遠隔地からも、週末には若い男女がやってきて、九州一の文化都市・福岡の文化のシャワーを浴びて帰るというのが流行していた。普通に考えれば、電設資材の卸がメインの業務である関西電業のイメージとは合わない。しかし、普通に考えるだけで終われば、企業の進忍田楢蔵会長ならびに忍田勉社長就任のご挨拶キャナルシティにショールーム

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