㈱カンサイ 60年のあゆみ
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68history of sixty years KANSAIhistory of sixty years KANSAI株式会社カンサイ 60年のあゆみ司会 本日はカンサイ様の60年の歩みを振り返っていただくために、お預かりしていました資料を基に年表を用意してきました。それをご覧いただきながら、いろんな話をお聞かせいただきたいと思います。まずは、社長様から開会に際しまして、お言葉をいただきたいと思います。社長 お忙しい中、時間を取っていただきましてありがとうございます。実は、2014年の3月が設立60周年ということになります。50周年の時には、社内で社員の家族を集めて、劇団四季を見て、グランドハイアットでパーティをしただけでした。それから10年経ちまして、今年はもう60年です。人間で言えば還暦ということで、50年も区切りでしょうけど、還暦は一回りして元に戻るという意味があるようで、そこで何かやらなきゃいかんと思いたち、それと、もうひとつは私も65才になりますし、いろんな大きな行事は、これが多分最後になるんじゃないかという気がして、何らかの形で記念になるものを残そうと考えました。ただ、60年史とか50年史とか冊子にしては見る人は少ないようですので、DVDという形でカンサイの歴史と成り立ちを形に残していきたい、社員の皆さんにこのDVDを配って、カンサイの生い立ちを意識してもらいたいなと考えました。しかし、今までの我が社の成り立ちを分かっている人はほとんどいなくなってきていますし、年令的にも、私が会社では一番年上になっている。今日、そうした意味で、先輩方をお招きしまして、思い出をランダムに語っていただきたい。対外的に格好つけた60周年史みたいなものを作るのではなく、あくまでも社内向けですので、「こういうことがあった、ああいうことがあった」というような感覚で話していただきたいと思い、今開 会今回、60周年の節目ということで、カンサイグループを退職したOBの方をお招きし、座談会を開催しました。当社の現状を紹介するとともに、懐かしい話に花を咲かせていただきました。カンサイの創生と発展それは背広なし地下足袋営業から始まった

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