㈱カンサイ 60年のあゆみ
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44history of sixty years KANSAIhistory of sixty years KANSAI株式会社カンサイ 60年のあゆみ2005年(平成17)51期の売上高は156億円であった。社長の150億円突破という売上げ予想を見事にクリアした、というより予想を超える業績を上げたことになる。今期から、「10年計画」がスタート、名実共に「住宅・ビルの総合商社」の実現を目指して全社を挙げて取り組むことになった。「10年計画」の目指すところは次代を見据えた構造改革にある。その柱の一つはきめ細かな営業所網の構築である。そのために、各エリア、特に空白エリアのシェイプアップをはかり、同時に、所長ポストを増大させて20代でも所長に就くことができるようにする。具体的には、九州内に10年間で現在のほぼ倍の100の営業所を設置するというものだ。この計画にそって、初年度は4月に熊本県内3カ所目となる熊本北営業所を、6月には、長崎県内3カ所目であるが、市内では初となる長崎営業所を開設した。12月には前原営業所を分離して唐津営業所を開設した。一方、同じ12月には「住設事業部」(後の(株)カンサイしんこう)を新設して、「住宅・ビルの総合商社」への道を積極的に歩み始めた。飛躍期2005~Dramatic period将来へ向けて新たな基盤づくりへの、ニーズに合った新商品開発と、営業新体制整備で、同業他社との差別化をはかるカンサイは新しいステージに立つ。時代のニーズに合った新商品の開発と総合環境設備商社への歩みを強め、同業他社との差別化を図る。また、福岡だけでなく九州各県に営業所を開設、分社化等を通じてエリアを拡大。創業60年を迎えたのを機に、カンサイはさらなる発展へと新しい一歩を踏み出した。「10年計画」スタート唐津営業所開設(2005年〔平成17〕)

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