15第１章 立花高校の現在き込まれ、心を熱くして耳を傾けるたくさんの方々の姿がありました。学校経営を立て直し、教育の変革を担った開拓者の一人として、今や地域の行事やイベント、企業や教育関係者に向けた講演など、名物校長のところへは年間１００本以上の講演依頼がきます。齋藤校長は、歴代の先生・生徒たちが築いてきた立花高校を代表する気持ち、「子どもたちの現状、教育改革の必要性を伝えたい」という一心で、使命感に燃え、奔走しています。生徒たちから「校長ちゃん」と呼ばれ、慕われる存在の齋藤校長が「愛おしくてしかたない」と話す子どもたち。他とはちょっと違うカラーや個性を持った生徒たちは、どんな子たちなのでしょう。「不登校」とはなにか？今では10人に１人が不登校の中学校がある時代。文部科学省での取り組みが本格的に始
元のページ ../index.html#15