慰安婦と医療の係わりについて 試し読み
24/30

38この期間の慰安婦と慰安所に関する記録は、『上海より上海へ』の中にココポ飛行場対空陣地付軍医中尉・麻生徹男がココポ地区の慰安所と慰安婦のことを述べた部分がある(43ページ、証言)。『ラバウル日記』には慰安婦に関する記述が15ケ所あるのでそれを紹介する。⒄⑴p34 43.12.17ラバウルの海軍病院近くに専用の大和撫子の住まい⑵p115 44.4.4酒保商人の娘子軍の引率者に会う⑶p126 4.20軍の慰安所⑷p166 6.15「京城楼」を司令部医官案内で廻る。上海のものと     異なる所なし⑸p199 8.6「京城楼」15,6名の半島出身の女性 ⑹p216 9.1慰安婦検診で兵站司令部軍医より意見を求められる⑺p225 9.14婦人科医の助言を求め軍医2人来る9.15慰安所に     行き2人の女性の妊娠を診断⑻p227 9.17独乙人オットー氏にカトリック病院の様子を訊ねる⑼p228 9.18カトリック病院に機械借用を依頼⑽p232 9.25ヘガール借用するも号数欠ける⑾p233 9.26妊娠慰安婦の中絶手術は中止する⑿p315 45.5.17慰安所と料亭は状況悪化でなくなる⒀p365 7.26空襲により慰安所で死んだ兵の話⒁p568 11.15濠軍憲兵と戦時中のセックスの話⒂p644 46.2.6濠軍憲兵が東洋人女性2人が前線の島にいたのを連行していたのに会う。何一つ返事なし

元のページ  ../index.html#24

このブックを見る