「福岡東ロータリークラブ40年のあゆみ」
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952007(平成19)年10月、突然次期会長の要請を受けました。会長職と言えば、鍼灸業界の福岡市、福岡県の会長は続けて11年間した経験はありますが、ロータリーの会長となるとさすがに躊躇し、お断りしました。後日、再度指名委員の方々が来られ、断りつづけるのも申し訳ないと思い、お受けしました。幹事は野上会員に無理にお願いしたところ、快諾?して頂きました。その時の感謝の気持ちは今も忘れません。副会長の時の3月に会長エレクト研修セミナーがあり、その目的は次期会長がその任務に備えて勉強する事でありました。手続き要覧に、会長として備えておかなければならない項目の一つとして「クラブの活動を先導し、遂行するのに必要な時間と労力を捧げる心構えと充分な時間」とありました。私は、木曜日はロータリーの日、他の曜日もロータリーに関した行事があれば出来る限りロータリーを優先しよう。たいしたことは出来ない私だけれど、今後1年間、自分に出来る範囲で努力し、少しの時間をロータリーの為に使おうと決めました。年度のテーマでジョン・ケニーRI会長は「ロータリーの未来はあなたの手の中に」とされ、波多野聖雄ガバナーは「和を以って貴しとなす」とされました。ロータリーの基本は親睦と奉仕であります。まずお互い和(なごみ)、友情をつくり輪になろうとの願いを込めて福岡東ロータリークラブのテーマを「和の心と輪」としました。クラブ運営の重点は、1.会員の増強2.例会の充実3.創立40周年に向けて4.釡山影島ロータリークラブへの 公式訪問とし1年間務めさせて頂きました。それぞれ担当委員会のご努力により、会員は純増6名。例会は素晴らしい卓話楽しい例会。創立40周年に向けては、総務委員会・記念事業委員会・記念式典委員会・記念誌委員会・ゴルフ委員会・会計を立ち上げ準備を着々と進めてまいりました。釡山影島ロータリークラブへの公式訪問は総勢27名で訪問し熱烈歓迎を受けて盛会となり、所期の目的を達成しました。毎週の会長挨拶は、ロータリーに関係がある事柄のみとし、特に例会出席の重要性をお話しました。挨拶で話したロータリーの事柄の大半は、松田パストガバナーの書物を始めロータリーの関係書物を参考にさせて頂きました。この1年間で、転勤以外の退会者がでた事、地区大会の出席者が少なかった事など残念な事もありましたが、会員の増減に一喜一憂した事、すべてのテーブル会に参加出来た事、各委員会の活動が委員長さんを始め委員の方々が活躍してくれた事、等々楽しい事、嬉しい事が想い出されます。運営を取り仕切って下さった野上幹事始め、役員会員の皆様のご指導ご協力に感謝すると共に、私にとっては貴重な経験でした。2009~2010年度会長 馬場 道敬歴代会長が語る思い出

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