「福岡東ロータリークラブ40年のあゆみ」
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101座っての相撲観戦、書道は学校でやっていたようですが、お茶、お花等を通じ日本文化の素晴らしさを知って欲しいと心からそう思いました。日本国、その中でも福岡の我が家が、縁あってホストファミリーとなりましたが、どのように感じて帰国したのでしょう。私のアルバムには、楽しそうに笑っている子供達の写真が沢山残っています。最後に預かったメキシコ人のダビットは帰国後、何度も電話があり2度遊びにも来ました。同時期の留学生だったジェレミーは福岡で就職をし、結婚式にも招待され、今でも親交を深めています。外国人と呼んだ私達世代の古い考えはなくなり、今やスポーツ、音楽、文化交流等を通じて『世界は一つ』と言われるような時代です。以前、ロンドンの地下鉄の駅で主人と私に「何かお手伝いしましょうか」と流暢な日本語で話しかけてきた青年がいました。「日本に留学した事があるの?」と聞いた私に「いいえ、僕は日本が大好きで独学で日本語を勉強しました。いつか日本に行きたいです」と答えてくれたのです。国際ロータリークラブという素晴らしい組織の中で、私は世界中の若者が日本を第一希望としてくれる事を願っています。ラシェル(アメリカ)雷山の帰り白糸の滝にてトレーシ(アメリカ)来日した家族と唐津焼の窯元へ 【右端】ダビット(メキシコ) 【左端】マシュー(オーストラリア)我が家のお座敷にて 家族とともに

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