18地区研修会参加者の集合写真後半では今年度のトピックスなどを紹介研修中の様子 2月15日、第2回地区研修会を福岡市の警固神社社務所ビルにて開催しました。今回は、9月の第1回地区研修会で受講した認知症サポーター養成講座の続編として、福岡市認知症フレンドリーセンター様より講師の先生にお越しいただき、ユマニチュード講座を受講しました。 ユマニチュードとは、認知症を抱える人などの被介護者と家族やケアワーカーなどの介護者がより良い人間関係を構築するためにフランスで生まれたコミュニケーション手法のことです。具体的には「見る・話す・触れる・立つ」という4つのキーワードをもとに、「ゆっくりと低いトーンで話す」、「正面からアイコンタクトを取る」といったやり方で被介護者と介護者がきちんとしたコミュニケーションを紡いでいけるような信頼関係を築くための手法を取ります。 実際に受講してみると、認知症の方とのコミュニケーションだけでなく仕事や友人関係における意思疎通にも利用できるものだという印象が強く残りました。 講師の先生によると、認知症の患者数は2022年から2040年までの間に1.7倍に増える予測があるそうです。福岡市は認知症フレンドリーシティを標榜しユマローターアクト活動報告地区ローターアクト委員会 副委員長片山 亮輔(福岡南RAC)ニチュードの普及啓発や、認知症の方と地域住民が気軽に交流できることをコンセプトにした認知症カフェの開設、認知症早期発見に向けた取り組みなどを推進しています。ローターアクトとしても、第1回の認知症サポーター養成講座受講と合わせて会員に学びの機会を提供することができたと思います。 研修会後半では、2024-2025年度のローターアクトの取り組みとしてトピックスとなるものや、1月末時点で確定した2025-2026年度地区ローターアクト委員会運営陣を紹介しました。ローターアクトという団体が会員や地域社会にとって、良いものとなれるよう今後も努めて参ります。第2回地区研修会ユマニチュード講座を受講
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