バドミントンシニアからのチャレンジ 試し読み
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第Ⅱ部 シニア初級編 | 95ポーツです。しかし、年齢が高くなるにつれてお互いにパワーも落ち、スタミナも切れ、無理をしなくなります。高齢者は高齢者なりのバドミントンの楽しみ方や練習方法があると考えました。3)試合に出る機会もありそうな種目継続するにはクラブチームに所属するのが望ましいことは前にも述べましたが、自分の目的にマッチしたクラブに所属することも大切です。健康を第一に考えている人は、競技の上達、試合に勝つことを目的としているクラブには馴染みません。健康になりたい人は、健康を第一にしているクラブを選ぶとよいでしょう。クラブチームの目標と個人の目標が一致していることが理想であるし、長続きもします。健康維持がクラブチームの目的であっても、クラブチームである限り試合に出る機会があります。試合には積極的に出ることをお奨めします。試合に出るとチームも個人も変わってきます。勝ち負けによる嬉しさ、悔しさを味わえるのもチームに所属しているからです。自身(個人)が試合に出なくてもチームの応援をしたくなるものです。チームのためクラブのためとなります。チームに所属すると集団力学が働き、個人はその集団の一員として一緒に行動(活動)することになり、喜怒哀楽をともにします。いずれ自分にも試合に出るチャンスが巡ってくるのでは、と思うようになります。私自身は昔からスポーツでの(ギャンブルではない)「勝った負けた」の勝負ごとがたまらなく好きです。4)卓球でなく、なぜバドミントンを選んだか卓球とバドミントンはよく似ています。ラケット競技である、室内競技である、少人数でもできるなど、数えればきりがありません。しかも高齢になるとバドミントンよりも卓球の行動者率が高くなります。確かに卓球はバドミントンに比べ激しい運動ではありません。それなのになぜバドミントンを選んだか、それは私が中学まで卓球に没

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