バドミントンシニアからのチャレンジ 試し読み
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94第7章 私がバドミントンを選んだ理由前述の表Ⅱ–4は高齢者が行う運動・スポーツの上位15の種目です。上位3種目は「登山・ハイキング」、「ゴルフ」、「器具を使ったトレーニング」であり、下位3種目は「サッカー」、「バレー」、「バドミントン」です。バドミトンは意外に人気がありません。しかし、私が定年後にバドミントンを選んだのは次の理由からです。1)少ないお金で天候に左右されずいつでも練習できる私は定年になったら運動・スポーツをしようと決めていました。しかし、いざ定年(定年が近く)になると、さて何をしようかという種目の選択に悩みました。必要費用(道具、練習費用、試合費用など)を高齢者が行っている運動・スポーツの上位3種目と下位3種目で比べると下位3種目のほうが少なくて済みそうです。同じ下位3種目のなかでもサッカーに比べると天候に左右されずいつでも練習できそうです。バレーは6人とか9人メンバーが揃わないと練習も試合もできませんが、バドミントンは2人でもできますし、4人ならダブルスもできます。天候に左右されず、費用もリーズナブルで手軽に練習や試合ができるスポーツではバドミントンが最も適しているのではないかと考えました。2)高齢でもでき、長続きもしそうである何でもそうですが、ある事をある程度成し遂げるには続けることが重要です。“継続こそ力なり”とは「言うは易し、行うは難し」です。見ていると“楽しそうなので”、“簡単そうなので”、ということでやり始めたが3日(または3回)と続かなかったとはよく聞く話です。バドミントンはハイキングやゴルフなどに比べると確かに激しいス

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