概要
人は親を選ぶことはできない。しかし、生き方は選べる──
誰からも支配されず、誰にも依存せず、自分が自分らしく生きていく。泥に咲くのは蓮華か、あだ花か。
死んだらなにもかも終わりなのだ。そのことが腑に落ちた。
だからこそ、やりたいことはやっておかなければならない。
やりたくないことに費やす時間は一秒たりともないのだ。
じゃあ、これから先、やりたいこととはなんだ。
もっと病院をつくることだ。理想の病院をつくることだ。
それをこの目で見届けるまで、死ぬわけにはいかない。
(「プロローグ」より)