概要
鴎外の「歴史文学」はどのようにして形成されてきたのか。鴎外の「歴史文学」はどのような意味を持つのか。そのことを追求したくて私は鴎外の作品に親しむようになった。
私は森鴎外の生涯にとって、小倉在任中のことはもっとも大切な時であったと考えている。
「左遷」とは確かに赴任当時、鴎外自身が使った言葉ではあるが、むしろ、明治三十三年六月二十日付山根武亮宛書簡に見える「小倉在勤の賜(たまもの)」という言葉を強調したい。(あとがきより)
鴎外の「歴史文学」はどのようにして形成されてきたのか。鴎外の「歴史文学」はどのような意味を持つのか。そのことを追求したくて私は鴎外の作品に親しむようになった。
私は森鴎外の生涯にとって、小倉在任中のことはもっとも大切な時であったと考えている。
「左遷」とは確かに赴任当時、鴎外自身が使った言葉ではあるが、むしろ、明治三十三年六月二十日付山根武亮宛書簡に見える「小倉在勤の賜(たまもの)」という言葉を強調したい。(あとがきより)
第一章 鴎外歴史文学の裾野Ⅰ
第二章 鴎外歴史文学の裾野Ⅱ
第三章 「殉死小説」の考察
第四章 「殉死小説」と乃木希典
第五章 「歴史小説」から「史伝作品」へ