概要
まっしろになって 夜のゲームセンターに行く だれもしらないところで 花びらを数えながら ちいさな画面にてをそえて こうして わたしらは ひとりにもどって いくの ひとにもどっていく の おとは遠くで 星の音に かわっていく と 大気をうすくして 空に わたしらの いどころが いろづいていく ほ の かな ささやきが わたしら を 紅葉や 紫水仙 山茶花色に いろどって かわる ひとのからだも 発光体なの だから 四等星ほどの いるみねいしょん が そこここに さざめいて いる 無音のいろどり ……………… 「星のささやき」より