概要
~祭りの福岡から古代にタイムスリップ~
「ハリー・ポッター」的に、或いは、「西遊記」以上に壮大な、日本人の遠い記憶を呼び覚ます大長編古代歴史ファンタジー。そのスケールは時空を超え、汎ユーラシア。
この物語は、古代ケルト、古代モンゴル、古代朝鮮、そして倭国(筑紫国、豊国、古大宰府、壱岐)に生きた鍛冶神の鷹を奉じた人々と、その人々と縁のあった人々が、千数百年の時を経て、21世紀のヒノモトの国で、様々な、新たなつながり方で再会する、時空を超えた「旅」と「祭」と「和」の物語である。
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【読者レビュー(amazonより)】
日本発、いや東アジア発の本格的ファンタジー小説だと思いました。
現代の現世、神々の国、そして古代の前世の三つの世界を行き来すること自体、スケールが大きいのですが、それに加えて、誘拐にあったり、国と国の交流等で、古代ケルトの村から古代モンゴル、高句麗、倭国へと地球規模で旅するという物語の距離的スケールも大きく、毎日、旅する気分(時空も)で読み進みました。
歴史の知識がないと読みづらいのではないかと思っていましたが、全くそんなことはありませんでした。
巻末の登場人物の一覧表が役に立ちました。また家族との悲しい別れがあったり、恐ろしい事件もあるのですが、概して愉快な場面が多く、特に神々の国の描写がとても面白く、通して楽しく読むことが出来ました。
たびたび出てくる舞楽や祭りの描写があるたびに、どんな音楽なのだろうと想像したりしました。
鷹王と恋人のハナ一行が北九州の海を進む時の古墳が見える風景や筑紫の国の都の美しい風景などは、実際に映像で見てみたいとも思いました。
読後、気分が大きくなった気がしています。また、相撲見る目、外国から日本にやって来た人達を見る目が、私の中で変わった気がしています。美しい扉絵や朝鮮半島から倭国を眺めた手書きの地図や竜神や鷹や竪琴などの様々な挿絵も物語の世界へ、すっと誘ってくれました。
貴著をありがとうございました。