概要
私は考えました。
ほかの草食男たちと同じことをしていたらダメだ。
そして、普段の会話の延長のような文章を書いて送るだけでは、たとえどんなに彼女のことを熱く強く思っていたとしても、私の「好きだ」という言葉は彼女の中で日に日に軽くなり、やがてそれは『日常』になってしまうだろう――。
よし、それなら短歌で口説こう。
いつもの何気ないメールの言葉に「短歌にする」というひと手間をかけることによって、一通のメール、一つの言葉に、違った価値が加わり、他の男との大きな差別化になるに違いない。
現代版・光源氏の恋文