邪馬台国122号サンプル
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蜃しん き ろう気楼ということばがある。蜃気楼の「蜃」の字は、「ハマグリ」のことである。古代の人々は、大ハマグリが吐き出す息によって、空中に楼台などが現れると考えた。司馬遷の『史記』に「蜃気は、楼台を象かたどる」とある。纒向遺跡の「卑弥呼の宮殿」などというものは、この種のものではないか?(図は、『角川漢和中辞典』による)卑弥呼の宮殿蜃気楼

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