邪馬台国122号サンプル
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小保方氏の事件と科学と邪馬台国              安やす本もと美び典てんマスコミによる「宣伝」よりも、まず「証明」を!!小保方氏の事件は、「科学」について、深く考えるための材料を提供している。小保方氏のSTAP細胞作成の実験については、現在、小保方氏のグループ以外の他の科学者たちは、再現することができていないといわれている。しかし、ガリレオ・ガリレイの実験も、当時の物理学者たちからは、同様にみられていた。『背信の科学者たち』(ウィリアム・ブロード、ニコラス・ウェイド共著、ブルーバックス、講談社、二〇〇六年刊)という本がある。この本のなかに、つぎのような文がある。「ガリレイは、真理を決定するものは実験であってアリストテレスの著作物ではないと主張したことによって、近代の科学的方法の創始者とあがめられている。しかし、一七世紀イタリアの物理学者の同僚たちは、彼の実験結果は再現不可能だったので、彼の実験の信頼性には疑いを抱いていた。」小保方氏は、博士論文に用いた不適切な写真を、故意か誤ってか『ネイチャー』誌発表の論文にのせたことによっ ●第1特集● 纒向=虚構の邪馬台国

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