㈱カンサイ 60年のあゆみ
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46history of sixty years KANSAIhistory of sixty years KANSAI株式会社カンサイ 60年のあゆみ科事典”になります」、「“ありそうにない”もの、さがしてきます」等々、カンサイの社員としての心がまえを再確認し、さらなる意識改革にもつながる言葉に満ちたもので、今後のカンサイが顧客に対して果すべき約束という形で公にされたものだ。2006年(平成18)2月には電設資材卸売の(株)日進商会(北九州市小倉北区)がカンサイのグループ入りを果たした。2007年(平成17)7月、(株)アトムは電話工事の六興電設(株)と合併して、(株)ロッコウアトムと名称を変更、一段と体質を強めることになり、カンサイグループの一員としてさらに大きな存在となった。(株)アトムは1987年(昭和62)、楢蔵会長により設立された防災関連の配電工事設計を行なう会社であったが、合併により100ボルト以下の弱電・通信工事全て自社施工が可能となり、コストダウンと工事契約拡大に大きく貢献することになる。配電盤や分電盤製造を手がける三葉電機工業は、1958年(昭和33)、やはり楢蔵会長により設立された会社である。これら3社に加えて大手の電線卸商社の昭和電気(株)(大阪市北区)とその関連会社であるSK電販(株)から九州地区における電材部門の営業権を譲り受け、九州昭和(株)を設立、北九州八幡本社と福岡支店で営業を開始した。このように、グループ会社の発展充実を推進すると同時に、営業所の設立にも手をゆるめることはなかった。グループ会社の充実と営業所設立に力を入れる「カンサイの約束」

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