「福岡東ロータリークラブ40年のあゆみ」
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83 福岡東RC創立35周年記念式典挨拶 会長 柴田浩一 本日、福岡東RC創立35周年記念式典を催すにあたり、末永直行元RI理事、廣畑富雄RI第2700地区ガバナーはじめ、合瀬ガバナー補佐、地区委員、スポンサークラブであります福岡RC多川博創立時特別代表、金キム喜ヘイユン允会長以下大勢の釜山影島RC会員の皆様、ご臨席有難うございました。福岡東ロータリークラブは1970年(昭和45年)9月5日、福岡市内6番目のクラブとして福岡ロータリークラブのスポンサーの下、24名のチャーターメンバーで誕生しました。現在、原口能也会員お1人になりましたが、創立会員はじめ、会長、幹事を先頭にしたその時々の会員のたゆまない努力の積み重ねによって、自由闊達で親しみやすい素晴らしいクラブになりましたことを、先ず感謝いたします。35年を振り返りますとき、創立時24名から一時100名に達しました会員数は、社会情勢で20名近く減少した時期を乗り越えて、今年度、待望の90名超を回復しました。新しい力も加わりクラブの活力も増してまいりました。クラブの活動として青少年交換学生、国際親善奨学生の支援、本日も大勢ご出席いただきました釜山影島RCとの23年にわたる緊密な親睦活動、9年前の中村学園女子高等学校インターアクトクラブの結成と活動支援、昨年度行ないました教育問題を考えるシンポジウム「今、親学とは」の開催など、新世代のための奉仕に積極的に取り組んでまいりました。また5年前創立30周年を記念して「地球環境・ゆめ劇場」を開催し、悪化しつつある地球環境の保全に対して取り組みを始め、今年度は創立35周年記念「第4回地球環境・ゆめ劇場」として本日の記念式典、環境問題に関する講演会の他に、来年3月には会員・家族・中村学園女子高等学校インターアクトクラブ全員参加の植林事業を計画しております。また松田パストガバナーはじめ多くの地区委員を輩出し、地区の行事も立派に勤めてまいりました。本年度当初には、インターアクト指導者講習会のホストクラブとして、宗像グローバルアリーナにおいて充実した講習会を行ないました。そして何より、誇りとし喜びとしますことは、全会員が親睦を深め、自己研鑽に励み、職業奉仕をはじめとする超我の奉仕に日々励んできたことであります。創立記念日はただ過去を懐かしむためにある日ではありません。先輩会員が永年、築いてこられました輝かしい伝統とロータリーに対する高い志を胸に、未来に向かわねばなりません。ロータリーは進化して来ました。我がクラブも進化します。創立記念日はクラブが昨今の混迷する社会経済情勢、複雑な国際情勢、失われつつある倫理観、子どもの教育環境の悪化など、世相の変化に対応できているか、点検する機会でもあります。クラブは正しい方向に向いているのかを見直し、変化する社会情勢に対応し、絶えず新しい風を吹き込んでいくことが大切です。一方、100年間積み重ねられたロータリー精神、ロータリーの理念は不変です。変えてはならないものと進化するもの、不易と流行、廣畑富雄ガバナーが掲げられましたモットー「ロータリーの心と原点を大切に」我がクラブ創設以来の特徴「互いに助け合うという強い団結心」と「若さとバイタリティーにあふれたクラブ」という伝統を生かして、ロータリー新世紀を、40周年を目指して、堅実に力強く進みたいと思います。本日はどうも有難うございました。

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