「福岡東ロータリークラブ40年のあゆみ」
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33福岡東ロータリークラブ会長 古賀 謙二福岡東ロータリークラブ創立40周年記念事業実行委員を代表しまして一言ご挨拶を申し上げます。本日9月9日は、旧暦においては、「菊の節句」、「重陽の節句」と呼ばれる日でございます。奇数は陽の数、偶数は陰の数であり、陽数の中で一番大きな数字である9が重なることから「重陽」と呼ばれております。このことから大変めでたい日とされ、邪気を払い、長寿を願って、菊の花を飾ったり酒を酌み交わして祝ったりしていたそうです。まさしく本日は40周年の記念式典を催すにあたってふさわしい日でありましょう。はじめるにあたり、駐福岡大韓民国総領事趙廷元様、駐福岡大韓民国領事李浩寧様、福岡市市長吉田宏様の3人の方々をお呼びしておりますが、公務のご都合上祝宴のみのご出席と承っております。何かとご多用の中にも関わらず九州旅客鉄道株式会社会長石原進様をはじめ、国際ロータリー第2700地区ガバナー原田光久様、パストガバナーの皆様、及び近隣ロータリークラブの会長、幹事、並びに地区役員の方々等多くのご来賓のご臨席を賜り、誠に有り難く厚くお礼申し上げます。又、海を隔てた遠路より隣国の姉妹クラブ釜山影島ロータリークラブの会長李外寬様をはじめ、多数のロータリアンとご家族の方々にご列席頂きましたことは、誠に感激に堪えないところであります。現在当クラブ会員がロータリー活動を通してロータリーライフを享受しているのは、ひとえに設立にご苦労された先輩諸氏のお陰であります。40年前の9月に当クラブの設立にご尽力賜った当時の地区ガバナー末永直行様と、福岡ロータリークラブ特別代表多川博様、そして24名のチャーターメンバーの一人である原口能也会員、この三人の方々のご出席を頂き、40年というめでたい節目を無事迎えられたことに深い感慨を覚えます。この40周年を機に、会員構成の変化、世代間における認識や価値観の違い等、世の中が激変する中で、築かれた良き伝統を尊重し継続して、心を新たに、ロータリーの原点に戻り次なる一歩を踏み出したいと考えています。最後に福岡東ロータリークラブに寄せられました多くの方々のご支援ご厚情に対して、心より感謝いたしますと共に、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻の程お願い申し上げます。はなはだ粗辞で恐縮ではございますが、皆様方とロータリークラブの益々のご発展と、本日ご列席の皆様方のご健康とご繁栄を祈念申し上げ、私のご挨拶とさせて頂きます。本日は誠に有難うございました。

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